平二梨園は岐阜県瑞穂市で『和梨』を栽培する農園です。
※現在、梨の直売は行なっておりません(2023年)
半世紀前、私の祖父『平二』とその父「平六」が一本一本苗木を畑に植込み、
育て始めました。当時、近所の工場で仕事をしながらの栽培で、
勤務から帰宅するなり梨畑へ毎日通う暮らしだったそうです。
そのため大規模に栽培をする事が出来ません。
なぜなら家族だけで育てているからです。
『平二』の時代から受け継がれ、今も昔と変わらず細々と。
彼の梨に対する情熱は今も代々受け継がれています。
手作業にこだわり、愛情をたっぷり注いで育った梨を今も栽培し続けています。
そんな家族で梨を育てる栽培には、
マニュアルなんてありません。
時を重ね子から子へ脈々と伝わる「無形の価値」
そんな梨園で現在新たな試みをしています。
それはコーヒーの焙煎。
梨とコーヒーのコラボレーションです。
毎年、寒い冬のシーズンに行う「剪定作業」。
その梨の剪定枝を薪にして、
コーヒー焙煎のエネルギーに使います。
そこに『平二梨園』ならでは、唯一無二の『コーヒー』。
梨、自らが持つ「チカラ」を直火焙煎に使います。
毎日飲んでも飽きの来ない、けど深い飲み口に仕上げています。