3年ぶりの来園

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Hi GutenTag.と、言ったつもりが。そう、言ったつもり。
「こんにちは」(日本語)。
Willkommenn.Wie ghet’s?って口は動いたハズなのに、
「いらっしゃい、元気?」(日本語)。。。
全く、ドイツ語が出てこない。

3年ぶりのお客様に挨拶ぐらいはドイツ語でって決めていたが、
ダメ。情けないものです。すっかりドイツ語が言葉が出てこない。

逆に彼から「コンニチハ、今日は呼んでくれてアリガトウ」。
相変わらず自然な日本語で車から降りるなり声をかけてきてくれた。

そう、彼はドイツ人。クリス君です。
ちょうど3年前に初めて梨園に遊びき来てくれました。
その後いったんドイツへ帰国。コロナウィルスで国の移動が大変な中、
2021年日本へ再び戻ってきてくれたのです。すばらしい。

せっかく戻ってきてくれても日本国内もコロナ禍。
なかなか会うことが出来ませんでしたが、感染対策をしっか取って、
今夏ようやく実現できたのです。


早速、梨畑へ。
ハサミを持って、収穫体験を行いました。
クリス君は農業に興味を持っていて、我家が梨農園を持っている事がとてもうらやましいそうです。



3年前の感覚を思い出しながら、慎重に1個ずつ収穫を手伝って(体験)くれました。
収穫した梨は、かごにまとめ作業小屋へ運びます。


収穫の後は作業小屋で「選果」の体験をします。
ここでクリス君、気になるアイテムを見つけました!

それが通称「ピーチク」。正式には「ピーチクパーチク」だったかな。
これは、たくさん入った大小バラバラのサイズの梨をかごから一つ取り上げると、音声でサイズを教えてくれる「専用計り」なのです。「ドイツにはこんな計りナイヨ」と言いながら梨をかごから一つ取り上げ「ジュウヨン(14)」また一つ梨を取り上げては機械に数字を言わせていました。お気に召したようです。



選果作業の途中で、いったんお昼休憩。

ここでクリス君から素敵なプレゼントを用意してくれていました。
なんと!自分で作ったケーキ。
なんでもMohnkuchen「ケシの実ケーキ」と呼ぶそうで、ドイツでは有名な伝統お菓子だそうです。
さすがクリス君。ケーキの完成度が高すぎる。



実は彼、昨年ドイツ滞在中に偉業を達成していたのです。

ドイツの国営放送(ZDF)。日本のNHKですね。その歴史的な「料理勝抜き番組」に出演。
クリスが作り出す創作料理が高評価を受け、ステージを次々と勝ち進み、
初出演で上位に食い込む高成績を収めたのです。

だから料理の腕前は言うまで無く、その実績が証明していますね。

食後にそのデザートでいただきましたがそりゃ「うまい」のひとことです。
ケシの実というと「おせんべい」か「和菓子」の風味程度のイメージを持っていましたが、
ふんだんにケシの実が使われたドイツケーキ、贅沢ですね。
ごちそうさま。ありがとう。


お昼休憩もそこそこに再び作業小屋へ戻って農家体験を夕方までシッカリ楽しんでいただきました。
多分、疲れただろうな。



そういや、午前中の梨畑からズーっと気になっていたんだけど、
クリス君ビデオカメラを三脚セットアップ。
画面見ながら「もう少し寄った方がいいな。。。」とか、
「アイキャッチ」がどうだとか、ぶつぶつ。

何かを撮りたかったらしい。
多分、農業に関心があるから将来的な記録用に撮影しているのだな。


そんな1日で、あっという間に夕方お帰りの時間がやってきました。
クリス君、相当充実した笑顔で帰っていきました。
お疲れさまでした。

また来てね。